健康な金魚の尾びれは半透明ですが、何らかのストレスを抱えている金魚は尾びれが赤く充血する症状が現れます。
尾ぐされ病や穴あき病など病気によるストレス、水質の悪化や過密飼育など環境によるストレスが原因としてあるようです。
オランダ獅子頭の尾びれが付け根から先まで赤く筋が入り、全体が血走った症状になったことがあります。
背びれが黒くなる黒ソブの症状がでていました。
黒ソブが大きくなると、尾びれの血走りも全体に広がっていきました。
黒ソブは水温が低くなると起こる症状で、水温を25度以上に上げて塩浴治療で回復するようですが、悪化してしまうと塩浴治療では回復せず、薬浴治療も効きませんでした。
右側のうろこの一部剥がれてしまったオレンジ色の出目金も血走りの症状が現れました。
うろこが剥がれた側の尾びれは赤く血走り、うろこが剥がれていない側の尾びれは血走っていません。不調のある側だけ症状がでました。
塩浴治療をはじめて、今に塩分濃度控えめで塩浴を続けながら、定期的にエルバージュエースで薬浴治療をしていますが、まだ効果はみられません。
日々、観察して少しでも早く病気のサインに気付いて、塩浴や薬浴で治療することが大切ですね。
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鑑賞魚用治療薬 2g入り(0.5g×4包)です。皮膚炎 穴あき病 尾ぐされの治療効果が期待できます。
細菌感染症に効果があるグリーンFゴールド顆粒や観パラDよりも強力に作用するといわれています。薬浴は水100L当たり本剤を5~10g溶解して4時間、または水100L当たり本剤を1~2g溶解して24時間です。